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ラッキー琢磨の徒然草

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変更

佐藤琢磨


R.シューマッハと絡んだのは残念でしたね。あそこの2コーナーは、サイドバイサイドで切り抜けられたはずなのですが、彼は無理に曲がりこんできたんですよ。(中略)
レース後、D.クルサードとも1コーナーのオーバーテイクについて話をしました。彼は『なんていう、抜きかたをするんだ。少なくとも私ならあんな、抜き方はしない』というので、僕も言いました『そうだね、確かに君ならあんな抜き方はしない(できない)だろうね』



佐藤琢磨_f0132683_2362133.jpgあけおめです。元旦です。お正月・・・マニアのブログを飾るに相応しいドライバーといえば、やっぱり琢磨しかいない。過去F1に参戦した日本人の歴代記録を塗り替えた琢磨も、いつのまにやら古株の部類に入ってきました。キャリアの転換期をむかえたここ2,3年ですが、08年はどんな年になるんでしょうか?


中嶋悟がF1にフル参戦してから、すでに20年過去多くの日本人ドライバーがF1に挑戦したが、なかなか結果を残す事が出来なかった。なにかが足りない・・・
中嶋はパイオニアとして扉を開いたが、既にデビュー時にはドライバーとしての円熟期だった。あまりにも未知の世界。体力も英語力もそして、準備も足りなかった。 鈴木はその類まれなる運も味方につけ、結果をだしてくれた。でも壁は高く・・・
片山は、速さは歴代ナンバー1だった。しかしキャリアの構築に失敗した。井上は、マネージングでF1を目指すという手法に目を付けた。考えは成功したがドライバーとしての速さが無かった。中野は、ヨーロッパのチームで戦う難しさに潰された。高木・・・F1で成功を収めるだけの才能は十分あったが、その才能をいたずらに浪費してしまった。F1から日本人ドライバーが消えた。マニアももう諦めかけていた。そんなときにイギリスF3で、暴れまくっていた若手日本人がTakuma SATOだった。


佐藤琢磨_f0132683_23262075.jpg


嬉しかったな〜、こういう日本人が出てこないかな〜とおもっていた。マニアの理想を具現化したようなドライバーだった。琢磨は、当時のイギリスF3での走りを例え琢磨にはあだ名が付いた。あの!R.ピーターソンにその走りをなぞらえ″サイドウェイSATO″F3でマカオ制した時なんて涙が出た。(01年はご愛敬)そんな琢磨も今シーズンで7年目。なかなか体制も安定しないし。ファンとしては認めたくないが、マニア目線からはワークス復帰も無いだろうと思う。それでも、琢磨には何かを期待してしまうし、今年も盲目的に応援してしまうのだ。 GO FOR IT!!



マニアの独り言・・・
自他共に認める琢磨ファンのマニアですが、マニア目線で琢磨をみたときに例えばシューマッハやアロンソ・ライコネンという超A級のドライバーと比較したときにその輝きがあせてしまうのも事実。でもマニアが琢磨を買っているところってスピードだけではない。開発能力の高さ?プロとしての意識の高さ?かっこよさ?
ノンノン!マニアが琢磨を一番買うのは、上記のコメントにもあったような時折みせる琢磨の黒モード、闘争心の高さなのだ。今、F1を目指す若い日本人ドライバーってみんなヨーロッパ志向。もちろん琢磨以上の可能性を秘めているドライバーもいっぱいいるかも知れないが・・・例えば彼らがF1に上がった際に
予選アタックを邪魔されたとマクラーレンのPItに怒鳴り込み、文句をつけるクルサードには嫌みでお返し。ペナルティを決めたJ.スチュワートに抗議してペナルティを撤回させる。強い日本人、一筋縄ではいかない日本人。そんなふうに思わせる事が今の若手日本人にできるだろうか?かつての琢磨のエンジニアJ.クリアが『琢磨とヴィルヌーブが似ている』といったのはドライビングスタイルの事だけでは無いはずだ。そんな琢磨だからこそ、マニアは応援してしまうし、過去の日本人F1ドライバーのなかでも一番評価してるのだ


04年のスペインGP予選PPを取った、フェラーリM.シューマッハのエンジニアC.ダイアーのセリフはいまでも忘れない


『3番手はSATOなのか?ジェンソン(バトン)じゃなくて?・・・イヤなドライバーが真後ろについちまったな』
by lucky-takuma | 2008-01-01 23:53 | F1

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